SSL-VPNの基本的な使い方
【SSL-VPNとは】
SSL-VPNとは、VPN(仮想プライベートネットワーク)という技術を使い、学内からしか利用できないサービスを大学以外の場所から利用することができるサービスです。
SSL-VPNの基本的なサービスは、教育研究系情報システムのIDを付与されている方であれば、誰でも利用することができます。
これに加え、SSL-VPNの「Ivanti Secure Access Client(旧 Pulse Secure(パルスセキュア))」機能を利用すると、学外PCを仮想的に学内PCとして動作させることができます。
本機能を利用するには、利用資格を取得する必要があります。
利用システム | 利用資格 | 内容 |
---|---|---|
SSL-VPN | 全学生・教職員 |
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SSL-VPN |
セキュリティ講習を受講し、合格した方 |
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※SSL-VPN接続にて学内ネットワークサービスを利用する際は、必ずセキュリティソフトを導入するようにしてください。
【SSL-VPNの利用方法】
- 「https://sslvpn.bunkyo.ac.jp/」をブラウザで開きます。(各校舎HPからでもアクセス可能です。)
- ユーザID・パスワードを入力してログインします。
- ログイン後、学内ファイルサーバや図書館データベース等が利用できます。
【SSL-VPN Ivanti Secure Access Client(旧 Pulse Secure(パルスセキュア))の利用方法】
Ivanti Secure Access Client(旧 Pulse Secure(パルスセキュア))を利用するためには、次の手順が必要になります。
- manabaで「セキュリティ講習」を受講し、テストに合格してから、利用申請をする。
- Ivanti Secure Access Clientをインストールする。
manabaでのセキュリティ講習受講・テスト受験・利用申請
- manabaのコース「セキュリティ講習」を受講します。
- manabaにログインし「【申請用】SSL-VPNセキュリティ講習」コースを選択します。
- コンテンツ内にある「セキュリティ講習」を選択して受講します。
- コンテンツ受講後「小テスト」を選択し、「安全なパスワードの使い方」「マルウェアから身を守る方法」を受験します。
それぞれ90点以上で合格となり、「SSL-VPN利用申請」テストが受験できるようになります。 - 「SSL-VPN利用申請」を受験すると申請用のGoogleフォームへのリンクが表示されます。
Googleフォームから利用申請してください。- 本学のメールアドレスでのID入力が必要です。
- 申請の翌営業日中に情報システム課にて、Ivanti Secure Access Client利用登録を行います。
Ivanti Secure Access Client(旧 Pulse Secure)のインストール
Ivanti Secure Access Clientの利用資格を取得後、初回のみIvanti Secure Access Clientのインストールを行います。
【Ivanti Secure Access Clientの対応OS】
Windows 11, 10 (※Sモードは除く)、macOS 14 (Sonoma)まで ※macOS 15(Sequoia)には対応していません
- 「https://sslvpn.bunkyo.ac.jp/」をブラウザで開きます。(各校舎HPからでもアクセス可能です。)
- ユーザID・パスワードを入力してログインします。
- ログイン後、Ivanti Secure Access Clientの「開始」ボタンをクリックします。
- アプリケーションランチャー検索画面になるので、「ダウンロード」ボタンをクリックします。
- 画面が切り替わると、必要なソフトのダウンロードが始まります。
- お使いのPCのダウンロードフォルダにダウンロードされた「PulseSecureAppLauncher.msi」を起動し、画面の説明に従ってインストールします。
- ブラウザに戻り、「ここ」をクリックします。
- ポップアップで、ランチャーアプリを開くか確認されるので、開くをクリックします。
- ブラウザはSSLVPNのホーム画面に戻り、Ivanti Secure Access Clientが起動した状態になります。
このままSSLVPNを利用しても良いですし、不要であればログアウトします。 - 以上で、Ivanti Secure Access Clientのインストールは完了です。
Ivanti Secure Access Clientの起動方法
Ivanti Secure Access Clientを利用する際は、Ivanti Secure Access Clientを起動し大学のIDでログインします。
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スタートボタンから「Ivanti Secure Access Client」を選択します。
- 接続ボタンをクリックします。
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「SSLVPN-USERS」が選ばれていることを確認し、「接続」をクリックします。
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学籍番号、パスワードを入力します。
※「設定を保存」にはチェックを付けないでください。 -
利用が可能になるとタスクトレイ上にIvanti Secure Access Clientが表示されます。
"接続しました"の表示が出ていれば完了です。 - 学内ファイルサーバ等にアクセスし利用することができます。
「ファイルサーバの利用について(授業利用)」はこちらをご参照ください。
「ファイルサーバの利用について(校務利用)」はこちらをご参照ください。 -
操作が終了したら「切断」をクリックし、Ivanti Secure Access Clientを終了してください。
Ivanti Secure Access Clientの自動起動を無効にする
一度Ivanti Secure Access Clientをインストールすると、PCにログインする度に自動的にIvanti Secure Access Clientが起動するようになります。
Ivanti Secure Access Clientの自動起動を無効にしたい場合は、以下の手順を実行してください。
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タスクバーを"右クリックし"「タスクマネージャー」を起動します。
-
「詳細」をクリックします。
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"スタートアップ"を開き「 Ivanti Secure Access Client」を選択し、「無効」をクリックします。