SSL-VPNの基本的な使い方

【SSL-VPNとは】

SSL-VPNとは、VPN(仮想プライベートネットワーク)という技術を使い、学内からしか利用できないサービスを大学以外の場所から利用することができるサービスです。
SSL-VPNの基本的なサービスは、教育研究系情報システムのIDを付与されている方であれば、誰でも利用することができます。

これに加え、SSL-VPNの「Ivanti Secure Access Client(旧 Pulse Secure(パルスセキュア))」機能を利用すると、学外PCを仮想的に学内PCとして動作させることができます。
本機能を利用するには、利用資格を取得する必要があります。

利用システム 利用資格 内容
SSL-VPN 全学生・教職員
  • 学内ファイルサーバ(マイドキュメント、jugyo/koumuフォルダ)の利用
  • 学内のWebサーバ(授業・学習用Webサーバ、学内限定Webサイト)の閲覧
  • 図書館データベース(学内限定で閲覧許可)の一部機能

SSL-VPN
Ivanti Secure Access Client
(旧
Pulse Secure(パルスセキュア))

セキュリティ講習を受講し、合格した方
  • 学内のファイルサーバを、教室PC同等にドラッグ&ドロップで操作
  • 図書館データベース(学内限定で閲覧許可)全ての利用
  • 学外・学内Webサーバへのsshログイン・コンテンツ更新
  • アプリケーションサーバへのsshログイン

※SSL-VPN接続にて学内ネットワークサービスを利用する際は、必ずセキュリティソフトを導入するようにしてください。

【SSL-VPNの利用方法】

  1. https://sslvpn.bunkyo.ac.jp/」をブラウザで開きます。(各校舎HPからでもアクセス可能です。)
  2. ユーザID・パスワードを入力してログインします。
    A-sslvpn.png
  3. ログイン後、学内ファイルサーバや図書館データベース等が利用できます。
    20220609180022.png

【SSL-VPN Ivanti Secure Access Client(旧 Pulse Secure(パルスセキュア))の利用方法】

Ivanti Secure Access Client(旧 Pulse Secure(パルスセキュア))を利用するためには、次の手順が必要になります。

  1. manabaで「セキュリティ講習」を受講し、テストに合格してから、利用申請をする。
  2. Ivanti Secure Access Clientをインストールする。

manabaでのセキュリティ講習受講・テスト受験・利用申請

  1. manabaのコース「セキュリティ講習」を受講します。
    1. manabaにログインし「【申請用】SSL-VPNセキュリティ講習」コースを選択します。
    2. コンテンツ内にある「セキュリティ講習」を選択して受講します。
      B-sslvpn.png
  2. コンテンツ受講後「小テスト」を選択し、「安全なパスワードの使い方」「マルウェアから身を守る方法」を受験します。
    それぞれ90点以上で合格となり、「SSL-VPN利用申請」テストが受験できるようになります。
  3. 「SSL-VPN利用申請」を受験すると申請用のGoogleフォームへのリンクが表示されます。
    Googleフォームから利用申請してください。
    C-sslvpn.png
    • 本学のメールアドレスでのID入力が必要です。
    • 申請の翌営業日中に情報システム課にて、Ivanti Secure Access Client利用登録を行います。

Ivanti Secure Access Client(旧 Pulse Secure)のインストール

Ivanti Secure Access Clientの利用資格を取得後、初回のみIvanti Secure Access Clientのインストールを行います。

Ivanti Secure Access Clientの対応OS】
 Windows 11, 10 (※Sモードは除く)、macOS (Ventura 13.0, Monterey 12.4, Big Sur 11.6, Catalina 10.15.6)

  1. https://sslvpn.bunkyo.ac.jp/」をブラウザで開きます。(各校舎HPからでもアクセス可能です。)
  2. ユーザID・パスワードを入力してログインします。
    A-sslvpn.png

  3. ログイン後、Ivanti Secure Access Clientの「開始」ボタンをクリックします。
    sslvpn (2).PNG

  4. アプリケーションランチャー検索画面になるので、「ダウンロード」ボタンをクリックします。
    sslvpnPsecure02.jpg

  5. 画面が切り替わると、必要なソフトのダウンロードが始まります。
    sslvpnPsecure03.jpg

  6. お使いのPCのダウンロードフォルダにダウンロードされた「PulseSecureAppLauncher.msi」を起動し、画面の説明に従ってインストールします。
    sslvpnPsecure04.jpg
    sslvpnPsecure05.jpg

  7. ブラウザに戻り、「ここ」をクリックします。
    sslvpnPsecure06.jpg

  8. ポップアップで、ランチャーアプリを開くか確認されるので、開くをクリックします。
    sslvpnPsecure07.jpg

  9. ブラウザはSSLVPNのホーム画面に戻り、Ivanti Secure Access Clientが起動した状態になります。
    このままSSLVPNを利用しても良いですし、不要であればログアウトします。
    sslvpnPsecure08.jpg

  10. 以上で、Ivanti Secure Access Clientのインストールは完了です。

Ivanti Secure Access Clientの起動方法

Ivanti Secure Access Clientを利用する際は、Ivanti Secure Access Clientを起動し大学のIDでログインします。

  1. スタートボタンから「Ivanti Secure Access Client」を選択します。
    SSLVPN-1.png

  2. 接続ボタンをクリックします。
    SSLVPN-2.png
  3. 「SSLVPN-USERS」が選ばれていることを確認し、「接続」をクリックします。
    SSLVPN-3.png

  4. 学籍番号、パスワードを入力します。
    ※「設定を保存」にはチェックを付けないでください。
    SSLVPN-4.png

  5. 利用が可能になるとタスクトレイ上にIvanti Secure Access Clientが表示されます。
    "接続しました"の表示が出ていれば完了です。
    SSLVPN-5.png

  6. 学内ファイルサーバ等にアクセスし利用することができます。
    「ファイルサーバの利用について(授業利用)」はこちらをご参照ください。
    「ファイルサーバの利用について(校務利用)」はこちらをご参照ください。
  7. 操作が終了したら「切断」をクリックし、Ivanti Secure Access Clientを終了してください。
    SSLVPN-6.png

Ivanti Secure Access Clientの自動起動を無効にする

一度Ivanti Secure Access Clientをインストールすると、PCにログインする度に自動的にIvanti Secure Access Clientが起動するようになります。
Ivanti Secure Access Clientの自動起動を無効にしたい場合は、以下の手順を実行してください。

  1. タスクバーを"右クリックし"「タスクマネージャー」を起動します。
    L-sslvpn.png

  2. 「詳細」をクリックします。
    SSLVPN-7.png

  3. "スタートアップ"を開き「 Ivanti Secure Access Client」を選択し、「無効」をクリックします。
    SSLVPN-8.png